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  1. カスタムヴォイスとは?
  2. 作り方
  3. 注意点
  4. 自作のカスタムヴォイスファイル
  5. バグ1 ver1.85で解決されました m(_ _)m
  6. バグ2(結構深刻)

カスタムヴォイスとは?

OFPにはネット対戦において任意の音声ファイルをユーザー間で同時に再生する機能が標準で装備されています。これをうまく使えば文字チャットに頼らない、より円滑な意志疎通を実現することも不可能ではありません。ネット対戦においては一瞬の判断ミスが死につながります。文字チャットに専念していて気がついたら死んでいたというケースは珍しくないでしょう。そういうときにこのカスタムヴォイスは役に立つかもしれません。

それではカスタムヴォイスをどう使われるのか具体的に見てみましょう。

まず"0"キーを押します。
すると画面右上に選択画面が表示されます。
そこで9:"Custom"キーを押すと、
候補の一覧が出てきます。
そこでたとえば5:"Hooah!"キーを押してみましょう。
すると"Hooah!"という文字とともにそれに対応する音声がマルチに参加しているユーザーに流れます。
※左図では緑色の"group speak"が選択されているので所属しているグループだけにしか流れません。

このほかにも"global speak", "side speak", "vehicle speak", "direct speak"が使えます。
global speakside speak
vehicle speakdirect speak

direct speakでは音源定位まではされないものの可聴範囲内(2,30m?)にのみ音声が届くようです。あとdirect speakではできれば名前まで表示されないで欲しいですね。

カスタムヴォイスの作り方

それでは実際にカスタムヴォイスを作ってみましょう。
まず素材となる音声ファイルを用意します。音声ファイルの種類はwav, ogg, wssのいずれでも良いようですが、巨大な音声ファイルは他の人の回線を圧迫することになります。できるだけoggファイルにしましょう。

oggファイルの作り方ですがdBpowerAMPという簡単にフォーマットの変換ができるソフトをお勧めします。ちなみにoggファイルの変換を行うにはdBpowerAMP本体とは別にogg用のcodecが必要ですのでそれもインストールします。それ以外のフォーマットのdBpowerAMP用のcodecが必要な場合はこちらからダウンロードできます。変換方法は至って簡単ですが詳しい内容はこちらのサイトが参考になると思います。

このとき、oggフォーマットに変換する際に注意点があります。理由は分かりませんがOFPのカスタムヴォイスでoggファイルが正常に再生されるためにはoggファイルのサイズが13kB以上で無ければならないようなのです。それ以下ですと再生されないというバグがあります。本来はファイルサイズが小さい方がマルチに参加している他の人の回線を圧迫しないのでいいのですが残念な限りです。というわけでして変換後のoggファイルのサイズが13kB以上になるようにBit Rateなどを調整しましょう。ここらへんは元音源のサイズにもよるので試行錯誤で作ってみるほかありません。

以上の手段でoggファイルをつくりましたらファイル名を決めます。ファイル名から拡張子をとった文字列がそのまま表示されます。先に"Hooah!"と表示させましたがこれに対応するoggファイル名は"Hooah!.ogg"です。

このようにして作成されたoggファイルをOFPで使えるようにします。
/Codemasters/OperationFlashpoint/Users/xxx
というフォルダがあると思います。xxxの部分は各自のユーザー名です。その下に"sound"というフォルダを作成します(左図)。その"sound"フォルダに作成したoggファイルをコピーすれば準備は終わりです。あとは上記の方法でカスタムヴォイスをならしてください。

カスタムヴォイスの注意点

カスタムヴォイスを扱う上で忘れてはならないのは、同じマルチに参加しているカスタムヴォイスとは全く無縁の人も強制的にoggファイルをDLさせられるということです。マルチに参加している全員が同時に同じoggファイルを再生させるためにはあらかじめ各自の端末にoggファイルをDLさせておかなければならないからでしょう。
たった一人でも巨大なoggファイルをつかっていたら、そのサーバーに参加している人全員がその巨大oggファイルを落とす羽目になります。巨大でなくても回線の細い人にとっては脅威になることでしょう。そこでお願いがあるのですが用意するoggファイルは再生される限界の13kB付近にしていただけないでしょうか?ファイルサイズが小さければ小さいほど他の人に与える負担は軽くなります。

またサイズとは別に、oggファイルの内容に関しても注意する必要があります。無意味なoggファイルを再生する人はkickあるいはbanの対象にしているところもあります。ちなみに日本で代表的なサーバーのカスタムヴォイスに対する姿勢を表にまとめておきました。

秘密基地 各自の良識に従う。ただし不適切な内容、スパム等の迷惑行為はkickあるいはbanの対象
YOKOHAMA oggファイルの総容量はどんなに大きくても100kB以内
人狼騎士団 特に制限はなし
PK 使用禁止
SBI Netforce あまり大きなものでなければ可

自作のカスタムヴォイスファイル

当サイトでもいくつか実用的(?)と思われるoggファイルを作ってみました。いずれもAmerica's Armyから抽出した音声ファイルです。よろしかったら使ってみてください。
ただし本当に必要なものと思ったものだけをダウンロードしてください。不必要なファイルはマルチに参加している全員の回線を圧迫します。ちなみに現時点で導入できるファイルの数は9個までです。それ以上入れても再生できないだけで他人に迷惑をかけるだけです。

ちなみにoggファイルは最新のWinampで聞くことができます。

America's Army
[Language]
Cover me!
Enemy contuct!
Enemy contuct, right!
Enemy contuct, left!
Enemy down
GJ!
Hooah!
Let's go!
Roger!
stop
Watch out, sniper!


BF1942(登録可能なカスタムヴォイスは最大9個まで)
[Language]
Enemy armor spotted! Request AT supprot
Position secured
Fire!
GJ! soldiers
Go Go Go!
Infantry spotted
Need repairs
Protect the flag carrier
Roger that
Cover me
Defend our position
Fire in the hole!
Get our flag back
Hold fire
Medic!
Protect our flag
Request air support
Request reinforcements
Scout!
Stay together
Take cover
Take the enemy flag
Wait

Nice voice pack from peanuckle_00!
voices.zip
全部で52個の素晴らしいヴォイスが収納されています。

ちなみに上記の音声ファイルのうちいくつかはハイパスフィルターを通しています。こうすることで普通の会話でも無線を通して話しているように聞こえます。遮断周波数は忘れてしまいました、ここらへんは試行錯誤してこれだと思えるところを探してみてください。ちなみにGoldWaveというソフトウェアを使うとハイパスフィルターが簡単にかけられるようになります。

確認されているカスタムヴォイスのバグ1 ver1.85で解決済

じつは現時点(ver1.75)においてカスタムヴォイスを使用するに当たり結構深刻なバグが報告されています。0-9でカスタムヴォイスファイルを選択しますが、その際グループリーダーから何かしらの命令を受けると9を押してもカスタムヴォイスファイルが選択できなくなってしまうのです。なぜかというと…
図のように"9 Custom"の他に"9 Repeat"というリーダーからの命令を復唱する機能が割り当てられてしまっているからです。
で、この時点で"9"キーを押すと"Repeat"が選択されたことになってしまいます(左図参照)。早急にこのバグが直ることを期待するほかありませんね。

確認されているカスタムヴォイスのバグ2(深刻)

これはかなり深刻です。誤った操作をすると即OFPが落ちるバグです。上でVehicle channelでの利用例を紹介したと思いますが、もし車両に乗っていないのにVehicle channelでカスタムヴォイスを使うとOFPが即落ちるようです。Vehicle channelのまま車両から降りたときに、うっかり他のchannelに切り替えるのを忘れたままカスタムヴォイスを使うと問答無用で落ちてしまいます。対策としてはVehicle channelは使わないことくらいでしょうか。早期の解決を期待するしかないようです。

<参考サイト>
YOKOHAMAサーバーのVoice Chatのページ